小麦澱粉と料理
小麦澱粉の安定性(ブレークダウンによる変化が少ないこと)に注目していろいろな料理に利用すると、メニューがより充実したものになります。
◆からあげ粉
通常は、片栗粉(じゃがいも澱粉)などを使いますが、油で揚げる時に衣がはがれやすく、見栄えが悪くなり、油も汚れやすくなります。
しかし、小麦澱粉を使うことで衣がしっかりとくっつき、見栄えも良くなり、油があまり汚れません。
揚げだし豆腐 ・・・ 豆腐の水分をよくふき取り、小麦澱粉をまぶし、油で揚げる
肉、魚、野菜などの衣 ・・・ 下味をつけた具に小麦澱粉をまぶし、油で揚げる
◆ムニエル用
白身魚などの切り身に下味をつけてから、小麦澱粉をまぶして、バターを溶かしたフライパンで焼いてください。焦げつきにくく、きれいに仕上がります。
◆ギョーザの皮
小麦澱粉(浮き粉)を使うと、皮が透き通った上品なギョーザがつくれます。
皮自体もやわらかく、蒸して仕上げるので複雑な形にも作ることができ、華やかな演出としてお楽しみになれます。
(100枚分) 小麦澱粉 400g 、 片栗粉 13g 、 熱湯 600cc
※延ばした皮は乾燥しやすいので、作り置きはせず使いきって下さい
◆その他
惣菜、ビスケット、かりんとう、ミックス粉、天ぷら粉、フライ用バッター、スナック菓子、オブラートなどにもご利用いただけます。